新月@乙女座をはさんで水星が順行へ木星が逆行に
8月末、最近の星の動きをまとめて3つ。
8月27日午前中に、獅子座を逆行中の水星が順行に戻り、8月29日正午過ぎ、乙女座で太陽と月が重なり、新月になりました。
そして本日、8月30日夕方には、牡牛座の木星が逆行へ。
今回の新月図は、グランドトライン(正三角形)が作られていることが特徴。
乙女座の太陽と月と金星が牡牛座の木星、山羊座の冥王星とそれぞれ120度の調和の角度を作っています。発展の星・木星と再生の星・冥王星の組み合わせは復興の印。ただし、混乱の星・海王星が、グランドトラインに横槍をいれていることが複雑。
奇しくもこのタイミングで、牡牛座の新首相の誕生。天秤座の前首相はサクセスの星・木星の逆風を浴びながらプレッシャーの星・土星パワーで権力の座へ。新首相は、牡牛座・木星のサクセスパワーのもとに誕生。木星の恩恵が続くのは2012年6月初旬まで。牡牛座の首相誕生は、70年代の目白の首相以来のこと。金銭と食を司る牡牛座。21世紀の牡牛座の首相は、日本をどのように改造していくのでしょうか。
グランドトラインは、保護と依存の縛りに守られて楽チンな反面、打たれ弱く、自ら切り開いていくタイプではありませんが、なんとなくラッキーなついている人が多く、苦労知らずと見られがち。従順な人にはうってつけですが、従うことが苦手な人にとっては、かごの中の鳥状態、与えられた境遇に満足出来ない苛立ちを感じ続けるかもしれません。
獅子座で順行に戻った水星は、9月9日に今年2度目の乙女座入り。牡牛座を逆行する木星は、12月26日に順行に戻ります。
新月@乙女座の月(2011.8.29 Tokyo)
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