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2008年6月27日 (金)

下弦の月と天王星の逆行

6月26日21時台に、蟹座の太陽と牡羊座の月がぴったり90度になり、7月3日の新月に向かう下弦の月になりました。そして今日6月27日には、天王星が逆行を開始。11月28日に順行に戻るまでの5ヶ月間をかけて魚座の22度~18度まで逆行します。

6月27日の天王星の逆行から、9月8日と9日に木星と冥王星が相次いで順行に戻るまでの2ヶ月あまりの期間中、公的な事柄に関係する5つの星(木星・土星・天王星・海王星・冥王星)のうち、土星を除いた4つの星が逆行状態になります。

モラルの星・木星、改革の星・天王星、幻想の星・海王星、再生の星・冥王星が、逆行の影響で表面的な力を減少しているときに、制約の星・土星のみが順行しているということは…?すべては土星の力に委ねられているということなのでしょうか。

山羊座の守護星・土星は、現実の星。地に足をつけていくための試練や報酬をもたらす働きをする星です。

12星座を約30年間で一周する土星は、約7年半ごとに、出生時の太陽となんらかの角度を作り、そのたびごとにテーマを変えながら、2年半~3年かけて現実と向き合う機会を与えてくれます。

2007年9月から乙女座に入った土星は、2010年7月に土星が天秤座に完全に入るまでの約3年間、乙女座の人に強い影響を及ぼします。

自立の星・土星が、自分の太陽の星座と重なるのは、28年から30年に一回で、人生の節目になるような重要なことが決定するケースが多いとても貴重な時期です。

今回の下弦の月の星の配置は、蟹座の太陽と金星、牡羊座の月、射手座の冥王星によるTスクエア(直角三角形)が作られていることが一番の特徴。ラブ&マネーの星・金星が冥王星と180度の角度を作っているということは、過剰な快楽志向に走りやすいという意味でもありますが、6月生まれの蟹座と12月後半生まれの射手座と山羊座の人は、7月3日の新月までの2週間、その傾向が良し悪しは問わず強まるかもしれません。

太陽が蟹座入りした日のホロスコープ(夏至図2008)は、近日中にアップロードする予定です。

下弦の月のホロスコープ(2008.6.26. Tokyo)

The_last_qtr_moon_6262008

マウスの左クリックで、拡大されます。(無断転載不可!何卒ご了承下さい)

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