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2007年5月13日 (日)

「セクシーボイス アンド ロボ」 VOICE4のヒロイン 宇佐美 好子さんのホロスコープ

久しぶりの自他ともに分析コーナー、他人の分析、今回は、2007年春のドラマ「セクシーボイス アンド ロボ」の第四話(VOICE4)の主役、宇佐美 好子さんのホロスコープ。かんにん袋の緒が切れると、お手製の爆弾を投げつけてストレスを発散するという女性です。O.A途中ですが、好きなドラマの登場人物の誕生日を久々に発見しため、先走って分析させていただくことを、どうかご容赦下さい。(私の今春イチ押しのドラマです…笑!)

1979年(昭和54年)3月19日 出生時間不明(仮 正午) 出生地 不明(仮 東京、荻窪の可能性あり)生まれ 太陽は魚座、月は蠍座あるいは射手座。10の星のうち、男性星座4~5・女性星座5~6、性格に関係する火・地・風・水は、2~3・1・2・4~5、行動に関係する活動・定着・変通は、3・2~3・4~5。生まれた時間を正午とすると月は蠍座になりますが、午後2時頃を過ぎた辺りから、月の星座は射手座になります。自分に不快な思いをさせた相手に復讐するというのはいかにも執念深さの星座・蠍座らしいような気もしますが、射手座のもつ真実を求めていく探究心とも考えられそうです。

10の星のうち、地の星が1つのみという偏ったバランス。地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)の要素が少ないと、五感で感じることに鈍くなるか、あるいはその逆に不足部分である感覚的な刺激に対して過剰に興味を示すという特徴があるようで、このことは手作り爆弾によってその場しのぎの快感を得る行為と関係しているようにも思えます。地のサインが不足していると経験・体験によって自信を得ていくことが少なくなり、宇佐美さんの場合は、太陽・火星・木星・天王星ともしかすると月も水の星座・蠍座である可能性もあり、水の星座の特徴である感情を中心にして物事をとらえていきやすいといえるでしょう。しかも、知性の星・水星が火の星座である牡羊座に入っているため、衝動的で短気ともいえます。

このホロスコープの星と星との間に作られるアスペクト(角度)の最大の特徴は、太陽が月・木星・天王星と120度の吉角になっていること。太陽と木星が吉角になっていると成功意識が強く、現実的に満足のいく状況になっている場合は有形無形の引き立てに恵まれて大いに発展していきますが、もし思ったような成果を得ていない場合、不平不満の処理が苦手で、その原因を他者や環境のせいにするような依存型の思考をしやすいともいえます。

しかも、太陽と月の角度が良いため、自分の意思と感情が一致しやすく、自分の考えを客観的にみる目に乏しく、良くも悪くも自分を素直に肯定しやすいタイプ。

太陽と天王星の吉角は、同志的な仲間内でのリーダーシップと理系的な分野で才能を発揮する印、理系畑の匂いがするこのドラマの主人公のひとりであるロボの大学の先輩でもあり、ロボから一目置かれる存在だったことからも、宇佐美さんの大学時代は、後輩からも尊敬されるようなかなり満足のいく状態であったと推測できます。

大学教授の取り違え採点ミスで内定していた企業に就職できなかったことから、宇佐美さんのおそらく人生初の挫折がはじまり、その後様々な仕事を転々とすることになった原因を作った大学教授に復讐心を抱きながら、次第に自分を取り巻く社会に対する鬱憤がエスカレートしていった宇佐美さん。

大学教授の身の安全保護の依頼を受けたロボとニコというこのドラマのヒーロー・ヒロインの優しさに救われていくところも、保護の星・木星と太陽との吉角をもつ宇佐美さんの他力的な運の強さの証のようです。

宇佐美さんの名前と顔すらも記憶していなかった誠意のかけらも見当たらない宿敵・大学教授の「傷つけてごめんね」という言葉で、自尊心を取り戻した宇佐美さんは、その後、不平不満をぶちまける度に膨らんでいくストレス解消グッズ「かんにん袋」を発明して大好評となり、大学教授はむしろその成功を導くきっかけを作った恩人?といえなくもないエンディングです。

「災い転じて福となす」、上手くいかないことを他人にせいにしてどんどん暗い気持ちになっていくよりも、そんなことはすっかり無視して、自分も人も明るくなれるようなことにエネルギーを使っていけた宇佐美さんは、祝福の星・木星と発明発見の星・天王星の恩恵を受けるにふさわしい生来の生き方に軌道修正できたといえるのではないでしょうか。

宇佐美 好子さんのホロスコープ

Yoshiko_usami

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