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2007年3月 6日 (火)

水星が順行へ

8日午後、水瓶座を逆行中の水星が順行に戻ります。

逆行は、星の通り道である黄道を実際は前方に進んでいる星が、みかけ上後ろ向きに進むように見えるということ。

水星は、一年間に約3回逆行します。2007年の水星の逆行期間は、2月14日から3月8日、6月16日から7月10日、10月12日から11月2日の計3回。

太陽と月を除く8つの星(水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)は、逆行を繰り返しながら、進んでいるため、10の星のすべてが逆行していない時期は、不定期でなかなか貴重。

近々では、2008年11月28日から2008年12月31日の期間であり、一番近い過去に遡れば、2006年11月20日から2006年12月5日の期間。

出生時のホロスコープで、水星・金星・火星などの個人の個性に影響を与える星が逆行している場合は、水星(知性)・金星(愛情と金銭)・火星(行動力)が、内向しやすいという説があり、例えるならば、外より内に向かって力を発揮する、ひきこもりパワーのようなもの。太陽・月・アセンダントの守護星がもともと逆行している場合は、ホロスコープを解釈する際の見逃すことのできない特徴となります。

今年に入ってから、アクセス数が段々と増えてきています。沢山の方に読んでいただいていることはもちろん緊張もしますが、とても励みになります。このブログを読んで下さっている皆様、本当にありがとうございます。

予言的な解釈はあまり加えずに、星の動きを天気予報のように伝えていくことを意識して書いています。ただ、そういいつつもやはり星占い師根性?でついつい色んな予測を書いてしまいますが…。

刻一刻と形を変えていくホロスコープは、同じ瞬間は二度とないということを教えてくれているように思っています。辛いときは早く過ぎて欲しいと願い、楽しいときには永遠を願っても、満ち欠けを繰り返す月のように同じ状態は続かない。と思うたび、いつも私は何故かとても気が楽になります。

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