水星の逆行と海王星の順行
29日に午前4時過ぎに、知性の星・水星が逆行(みかけ上逆の方向に進むこと)を開始。そして夕刻には、5月22日以降逆行していた、インスピレーションの星・海王星が、順行に戻りました。
蠍座の中を逆行していく水星は、11月18日午前9時過ぎに順行に戻るまで、獅子座を移動中の土星・水瓶座を移動中の海王星と、11月前半次々に90度の角度を作っていきます。遅延・停止の星である土星や混乱の星・海王星と厳しい関係になる、3日前後・8日前後には、コミュニケーション・情報・通信関係のトラブルが心配な暗示。ネガティブな予想をしてしまうと、機械関係の操作ミスや人為的な判断ミスなどに注意が必要な模様。救いは蠍座を運行中の保護の星・木星の存在でしょう。
先々週の金曜日は、夕刻から高橋幸宏さんのミュージアム・ライブのために東京都現代美術館へ。演奏されるギャラリーの一室にたどり着く途中に、沢山展示されていた美術作品の中の一枚の前で思わず足がぴたっと止まってしまいました。
ちょうど20年前の10月に、ロンドンのテート・ギャラリーでその画家の作品の本物に出会って以来。それまでは、画集をみながらいつか本物をみたいという憧れの気持ち一杯の時間を過ごしていました。その画家、マーク・ロスコの「赤の中の黒」というタイトルの絵を目の前にしていることが、嬉しくもありしみじみとした気分にもなり、かつてのロンドンの秋の空気を感じたような気持ちになりました。
最近、年運の月が、4ハウス(家族・故郷といった心的な拠り所・ベース)に入ってから、過去の自分と今の自分をみつめなおす機会を与えられているような気すらするような出来事が増えています。最近まで続いていたクローゼットの整理は完了。すっきりとした11月を迎える準備は、どうやら滑り込みセーフで整ったようです。
もうすぐ過ぎていく10月の空の写真
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