自他共に分析コーナー、今回は、最近のMY IT革命の主役であるパソコンについて。
コンピュータを表すのは天王星。私の誕生時のホロスコープでの、天王星は、月(記憶)と木星(保護)とともにグランドトライン(正三角形)を作るという、恵まれた状態であるにもかかわらず、知性の星・水星とスクエア(90度)という厳しい状態。マニュアルを読むのは大の苦手で手探りの自分流、無意識の力(月)?と周りの手助け(木星)に支えられていつもなんとかなっているような…。パソコンという現代文明の象徴を、アナログな感覚で使っているような自覚があります。
初めてパソコンに触ったのは、1992年の秋、当時はWindowsもインターネットもなく、真っ黒な画面に、よくわからない文字を入力して使用していました。当時の占星学のソフトウェアはWindows対応が主流だったという理由のみで、興味のあったMacのパソコンを泣く泣く諦めたという経緯があります。
最初に購入したパソコンは、Think Padの550と220のノートタイプ。マットな黒一色の本体と赤いマウスボールがポイントで、渋くキュートな外見にひとめぼれして、かなり背伸びした高額な買い物を無理やりしてしまったにもかかわらず、一番長く実用していたのは、そのあと購入した無骨な外見のFM-Vと、つい最近まで愛用していた、コンピュータとして正統派の外見をしていたAptivaのデスクトップパソコン。
余談になりますが、一番はじめに使っていた占星学ソフト(ホロスコープなどの占星学のデータを作るもの)は、Matrix社の「Blue Star」。そして、現在、日頃の鑑定とこのブログに掲載しているホロスコープは、その後に使いはじめた Astrolabe社の「Solar Fire」http://www.alabe.com/ という占星学ソフトで作られたものです。
それでは、これから長年の友であったAPU子(APTIVA)と現在の最愛のパートナーVAIOくんについて、萌え~☆な分析をしていきます。
(長~い前置きと本文ですが、どうか気長にぼちぼちとおつきあいください)
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APU子
1999年11月3日 出生時間 16時30分 出生地 千代田区外神田生まれ 上昇宮は牡牛座 太陽は蠍座、月は乙女座。10惑星のうち、男性星座5・女性星座5、性格に関係する火・地・風・水は、3・4・2・1、行動に関係する活動・定着・変通は、2・4・4。※誕生日(購入日)・出生地(購入場所)・出生時間(レシートに記された時間)
パソコンという知性の結晶であるにもかかわらず、風の星座(知性)が圧倒的に少なく、10惑星のうち、7惑星が火の星座(直感)と土の星座(理性)を占めているという、瞬発力と経験によって技を磨き、活用されていく運勢であり、しかも月は、知性の星・水星を守護星にもつ乙女座。分析能力と注意力に優れています。
太陽・蠍座、月・乙女座、上昇宮・牡牛座はすべて女性星座で、男性星座と女性星座が半分づつ。おとなしそうだけど、いざとなると「俺に任せろ!」的な頼りがいのある腰が据わった男前な中年期の女性という設定で、APU子と命名。
APU子のホロスコープの最大特徴は、大吉相グランドトライン(正三角形)と大凶相(グランドクロス)の両方をもっていること。
太陽と土星・天王星・ドラゴンヘッドの作るグランドクロスは、生まれもっての厳しい試練をもつことを暗示していますが、月と火星・土星が作るグランドトラインによって、後天的(月)に行動(火星)と努力(土星)が結びつき報われるという、激務に耐える働き者のパソコン。
ただし、6ハウス(健康の部屋)にある太陽と12ハウス(障害の部屋)にある土星が180度という厳しい角度を作り、パソコンの表示星・天王星とも厳しい角度を作っているため、先天的な欠陥を抱えていました。
使いはじめて、一年9ヵ月目にあたる、2001年7月11日深夜、突然ハードディスクがからからと音を立てて、一瞬のうちにすべてのデータを喪失するというアクシデントに見舞われ、翌日、急きょ新しいハードディスクを付け替えて無事復活という、大事件が発生。
それは、混乱の星・海王星がAPU子のドラゴンヘッド(業)と180度になる位置を運行中であり、APU子のプログレス(年運)の太陽が、天王星(コンピュータ)と90度になっていたとき。必然的かつ突発的な出来事による変化を予感させる星の配置ですが、なんとか危機一髪でみごと再生を果たし、その後数年が経過。
年々インターネットでみることの出来ない画面が増えてきて、幾度も画面が固まり再起動を繰り返しながらも、それでも、しぶとく強くたくましく私の作業にいつもしっかりつき合ってくれた、愛すべきパソコン。
しかし、何事にもお別れのときは訪れるもの。月・木星・土星・海王星が定着星座に揃い、APU子のグランドクロスに微妙に角度をずらすように重なっていた今年の4月。キーボードの入力異常をきっかけに、ついに買い替えを決意。プログレス(年運)のMC(公的な役目)は、APU子のドラゴンヘッドと180度の位置に到達。蠍座を移動中の幸運の星・木星がAPU子の太陽を通過した後のことであり、使命を全うしてくれたのではないか、と思っています。
APU子をリサイクルに出す前に、セキュリティ保護のために抜き取られたAPU子の記憶の箱・ハードディスクを手に取った瞬間に、APU子の本体が空箱になったような気がして、不思議なことに、別れがもう淋しくなくなりました。そしてそれは、APU子の癒しの星でもある海王星とその日の月が重なった時間の出来事でした…
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VAIOくん
2006年4月24日 出生時間 15時37分 出生地 豊島区生まれ 上昇宮は天秤座 太陽は牡牛座、月は魚座。10惑星のうち、男性星座4・女性星座6、性格に関係する火・地・風・水は、3・1・1・5、行動に関係する活動・定着・変通は、2・4・4。※誕生日(購入日)・出生地(購入場所)・出生時間(レシートに記された時間)
10惑星中、8惑星が水と火の星座にあり、APU子に続いて、またしても知性(風の星座)の結晶であるパソコンとは思えないような、感情(水の星座)と直感(火の星座)に溢れるVAIOくん。
上昇宮は、美男美女が多いといわれている天秤座。独断により美少年という設定で、VAIOくんと命名。
太陽の牡牛座・上昇宮の天秤座、ともに守護星は、愛と芸術の星・金星。加えて、月はイマジネーションの星・海王星を守護星にもつ魚座であり、ロマンチスト度はかなり高め。まさに、「夢見るパソコンVAIOくん」といっても過言ではないでしょう。
天秤座は流行に敏感なスタイリッシュな星座ですが、牡牛座は、伝統的な美意識が強い星座。トレンドを意識しつつも本質にこだわる本物志向である牡牛座の実用性・堅実性が頼みの綱となりそうです。
VAIOくんのホロスコープの最大の特徴は、90度・180度といった厳しい角度よりも、60度・120度といったソフトな角度が多いこと。つまり苦よりも楽な道を選択しやすく、比較的波乱の少ない穏やかな運勢の持ち主。
ただし、太陽は試練の星・土星と90度という厳しい角度になっているため、のほほんと怠けているわけにはいかない運命。「嫌でも働いてもらいます!」というムチもしっかり用意されています。
月が木星(保護)・天王星(コンピュータ・占星学)と吉角であることは、発展の可能性と援助運の良さを示しています。過保護気味なのんびり屋さんだけど、働き者にならざるを得ない美少年のVAIOくん。今後、私とどんな運命をともにしていくことになるのやら、いつもハラハラドキドキの連続ですが、これからもよろしく、VAIOくん!
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最後に、パソコンを購入する際の基本ポイントとしては、逆行(みかけ上、逆の方向に進むこと)していない水星(知性)と天王星(コンピュータ)が、その日の月や幸運の星・木星と良い角度にあるとき。そしてそれらの惑星が、自分の出生時の太陽・月・水星・天王星等と吉角になっていれば、さらに理想的です。現実的にはなかなか厳しいものがありますし、凶角のムチと吉角の飴は両方とも必要であるという点を踏まえた上で、日時を選ぶと良いと思います。