Uranus in Pisces
Uranus=天王星は、改革・革命の星。ハプニングや突然の出来事に関係しています。約84年間かけて、12星座を一周。ひとつの星座に約7年間留まります。
天王星は天才・奇人変人の星。生まれつき天王星の影響が強い人は、人と同じであることよりも自分独自の考え方を大切にする強烈な個性をもつタイプ。
太陽・月が天王星と厳しい角度をもつ人は、組織や集団・モラルの中にはおさまりきれないはみだし感のある生き方をしやすいといえます。気難しい変わり者。結婚しても働き続けるタイプ・離婚しやすい…ともいわれますが、これに関しては、個人の自立度(経済力・心身の健康状態)によるところも大きく、一概に断定は出来ないと思われます。
太陽・月と天王星の吉角をもつ人は、ソフトな変わり者。人に迎合しないものの、うまく協調していくことの出来る器用な人といえるでしょう。時代の寵児・人気者に多く、人気の星・海王星の吉角をもつ、癒し系タイプよりも、キレがよくシャープな個性派。
生まれつき天王星が太陽や月と吉凶の角度もつタイプは、芸能・アート・音楽の世界で、活躍・成功する人によく見受けられます。
それでは、天王星の影響を現在強く受けている、魚座・乙女座の今年の運気について。
天王星が、2003年春から2011年春までの間、魚座を運行している上に、11月末まで蠍座を運行している成功の星・木星が吉角になるというダブルラッキーな星回りにいる、魚座の人は、もっとも輝きを増すとき。突然の成功、あるいは場合によっては、生みの苦しみのような脱皮のための挫折によって、生き方・思考・趣味・趣向ががらりと変わりやすく、周囲の環境・要請に流されることによる自己改革の年になるでしょう。
天王星と対立角になる乙女座の人は、公私のパートナーを通じて、価値観を揺さぶられそう。予期しない出会いと別れ・守備範囲を超えた仕事の依頼が入りやすく、持ち前の理屈・理性では、計り知れないことが増えるかも。自分とはまったく違う視点で物事をとらえている人に、意見を求めてみることも良いでしょう。
さてさて、話題を変えて、現在の星回りについて…
火星が、獅子座入りした、4日。日曜日。これから日に日に、火星が獅子座を運行中の土星に接近していきます。火星と土星が、獅子座の9度でぴったり重なるのが、6月後半。
もっとも影響を受けやすいのは、8月2日前後生まれの人・1月30日前後生まれの人・4月30日前後生まれの人・11月2日前後生まれの人です。
火星と土星の組み合わせは、火星=行動、土星=停止であり、物事の中断を示します。ただ、幸いなことに、保護の星・木星が、蠍座の9度を運行中している影響で、好ましい中断(バケーションの意味もあり)と、判断することが出来そう。
具体的には、生活のリズムやパターンが一回リセットされるような出来事があるかもしれませんが、そのときどき必要に応じて発生することに、それぞれ意味はあると思いますので、恐れるに足らずで参りましょう!
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